ApeSwap($BANANA:バナナ)についての考察

本記事は数ある仮想通貨のうちDeFi(ディーファイ)銘柄のApeSwap($BANANA)について考察します。

「ApeSwap($BANANA)って何?」「$BANANAに興味があるけど実際どうなんだろう」という方は是非ご覧ください。

この記事を読むことで

□ ApeSwap($BANANA)のことが分かります。

□ $BANANAのメリット(リターン)とデメリット(リスク)が分かります。

□ 投資の判断材料になります。

それでは、$BANANAについて学んでいきましょう。

ApeSwap($BANANA)とは

ApeSwapとはDEX(分散型取引所)の一つです。

分散型に対して中央集権型がありますが、簡単に違いを説明すると、

中央集権型:個人・会社が銀行などを通じてお金の入出金、貸付け・借入れを行う。

      お金のやり取りは常に中央(この場合銀行)を通して行われる。

分散型:中央が存在せず、お金のやり取りはすべて個人間で行われる。

という違いがあります。

銀行に円を預けると利息として円がもらえますが、

同じ要領でApeSwapに仮想通貨をプールする(預ける)ことにより、利息として$BANANA(バナナ)という独自トークンをGETできます。

GETした$BANANAの主な使い方ですが、

換金できる仮想通貨に交換することで、現金を得ることができます。

また、GETした$BANANAをさらにプールすることにより、複利効果でさらにBANANAが増やすことも可能です。

$BANANAのメリットとデメリット

ApeSwap($BANANAトークン)には、主に以下のメリット・デメリットがあります。

取らないとならないリスクと得られるリターンを十分に理解したうえで、ご自身での投資判断をお願いします。

また、投資は必ず余裕資金で行いましょう。

まる
まる

生活に必要なお金を投資に回すのはNG!

投資したけど常に不安という場合はリスクを取りすぎているので注意!

メリット

・利率の高さにより大きなリターンを

 得られる可能性がある

・暴騰すれば投資額の何倍ものリターンが

 得られる

・ガス代(手数料)の安さ

・複利運用でどんどん$BANANAが増える

デメリット

・暴落で資産を大きく失う可能性がある

・SCAMの可能性がある

・ハッキングにより資産を失う可能性がある

$BANANAをはじめ、DeFi銘柄には大きな魅力があります。

2-1 $BANANAのメリット(リターン)

利率の高さにより大きなリターンを得られる可能性がある

$BANANAだけを単独でプールに入れて運用した場合のAPR(複利を入れない利率)は約120%(2021年7月24日現在)です。

銀行の普通預金が大体0.001%ですので、差は歴然ですね。

10万円を銀行の普通預金に預けていた場合の年間利息は1円に対して、ApeSwapで$BANANAを運用した場合の利息は年間約12万円にもなります(なんと元の資金を超えます!)。

これは$BANANA以外のDeFi投資全般にも言える非常に大きなメリットです。

ただしプールされている全体の資金量により利率は常に変動していますので、その点は留意しておく必要があります。

暴騰すれば投資額の何倍ものリターンが得られる

利率と共に、$BANANAの値上がり益も非常に大きなメリットです。

例えば、1$BANANAが200円の時に10万円分を購入したとします。

その後、400円になった時に売却すると単純計算で倍の20万円を得られます。

さらに、プールで増えた利息分の$BANANAもありますので、利息として得た$BANANAも値上がりしていることになります。

仮想通貨はボラティリティ(値動きの幅)がとても激しい投資先ですので、仮に5倍・10倍・100倍になったとすると…。

夢がある話ですね。

しかし、その逆もあるということは肝に銘じておきましょう。

□ガス代(手数料)の安さ

仮想通貨を動かすと、その都度に手数料が発生します。これをガス代と言います。

動かすとは、仮想通貨を別の所に送ったり、預けたり、引き出したり、交換したりなどを行うことを言います。

ApeSwapはBSC(バイナンススマートチェーン)上にあるのですが、ここは手数料の安さが魅力です。

なお、1回の取引でかかる手数料は数十円程度です。

同じくETH(イーサリアム)でのガス代は数千円程度かかる場合もあり、手数料でかなりの金額が持っていかれます。

□複利運用でどんどん$BANANAが増える

ApeSwapに仮想通貨を預けることで、利息として$BANANAが得られることは説明しましたが、

利息分の$BANANAを換金せずに預けて運用することにより、複利効果でさらに$BANANAがもらえます。

10万円分を120%の利率で運用した場合の1年後の運用結果を見てみると、複利効果がない場合は投資したお金も入れて22万円に増えます(10万円+利息分の12万円)。

得られた利息分の$BANANAを1日毎に再度預けて複利運用した場合には、33万円にまでなります(10万円+約23万円)。

APY(複利を考慮した場合の利率)は231.36%です。


2-2 $BANANAのデメリット(リスク)

魅力がある(リターンが大きい)ということは相応のリスクを伴います。

リスクに相反するリスクもしっかり知識として入れておきましょう。

□暴落で資産を大きく失う可能性がある

高い利率と値上がり時の恩恵がある反面、暴落時には資産を大きく失う可能性があります。

メリット時と同様に1$BANANAが200円の時に10万円分を購入したとします。

購入後に暴落が起きて半額の100円まで値が下がった場合には資産は半額の5万円まで減少します。

10分の1の10円まで下がってしまった場合は10万円が1万円にまで減少します。

これでは利息を得てたとしても、元も金額が下がっているので、換金した際のリターンも小さくなってしまいます。

トークン自体の値下がりリスクは常に意識しておきましょう。

□ SCAMの可能性がある

SCAM(スキャム)とは詐欺のことです。

SCAMの場合、資金が集まった時点で運営が忽然と資金を持ち逃げして価格が暴落する。

またページが閉鎖されて投資資金が回収できないという状況に陥ります。

ハッキングにより資産を失う可能性がある

3つめのリスクとして、サイバー攻撃により取引所がハッキング被害に合った場合、資金が抜かれる可能性があります。

なおApeSwapは外部監査が入っているため、多少の安心感はありますが、

それでも仮想通貨業界のハッキング被害はしばしば起きており、ApeSwapはじめとした

どの取引所も100%大丈夫とは言えません。

$BANANAの投資戦略

$BANANA投資を行おうとした場合の主な投資戦略の流れとしては

 ① 利息分の$BANANAを定期的に換金→原資を回収する。

 ② 利息分の$BANANAを預けてさらに増やす。

があります。

①はまず先に原資を回収する、②は最大限の値上がり益を狙う、また長い目で見て将来的により多くの利息をもらうことが目的です。

どちらかというと①が守り②が攻めの投資ですね。

先に述べた通り、リスクを考えた場合、

先に資金を少しでも回収しておいた方がより安心できるため、①の方が個人的には無難だと考えています。

無事原資を回収できてから、$BANANAを増やしていっても良いのではと。

しかし、そこは各々の投資スタイルがあるので合った方法を選びましょう。

また投資全般に言えることですが、参入タイミングは非常に大切です。

要はより安い時に購入できた方が将来的に有利ということです。

同じ10万円でも$BANANAが100円の時には1,000$BANANAを買えますが、500円の時には200$BANANAしか購入できません。

とはいえ、将来の価格を正確に読むことは誰にもできません(もし正確に読むことができればどの投資でも負けないんですがねぇ)。

ちなみに、私は過去に$BANANAを高値で掴んで(購入して)、その後の暴落により資産を減らしています。

詳しくは【仮想通貨/DeFi】バナナ($BANANA)で不労所得計画をご覧ください。

ApeSwap($BANANA)のまとめ

  • ApeSwapに資金を預けることで、利息として独自トークンの$BANANAがもらえる。
  • $BANANAは換金することで資金回収が可能。
  • 利息分の$BANANAも預けることにより複利効果でより多くの$BANANAを得られる。
  • 高い利率、暴騰による$BANANAの値上がり、ガス代の安さ、複利効果と非常に魅力的なメリットがある一方、暴落、SCAM、ハッキングリスクがある。
  • 原資の回収を第一に考えた投資戦略が無難。

最後に。

※ApeSwap($BANANA)をはじめとする仮想通貨投資は日々の値動きも激しくリスクの高い投資です。

投資の際はご自身で徹底的に調べてから自己判断&余裕資金で行いましょう。

それでは!

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